
疲れ目と眼精疲労の違い
○疲れ目・・「なんとなく今日は眼が疲れているな」というレベルの目の疲労で一晩寝れば疲れが取れている
○眼精疲労・・十分な睡眠を取っても、朝起きたとき目が乾いて痛かったり、目のあたりが重くだるかったり、ピントも合わずに新聞が読みづらかったりする
慢性的な眼精疲労になると、目の痛みだけでなく体全体に症状が出ます。激しい頭痛や肩こり、腰の張り、さらには吐き気まで催すこともあります。イライラしたり、気持ちが不安定になったりすることもあります。
眼精疲労の要因
長時間のパソコン作業で、猫背のまま長時間座った状態で画面を見つめているために、頸椎がゆがみ、首や肩の筋肉が凝り固まってしまいます。
そして、目の水晶体を支えている毛様体筋の緊張しているので、まめに遠くを見るようにして、毛様体を緩めて休ませてあげましょう。
また、パソコン画面を見ているときはまばたきの回数が極端に減ります。まばたきは、角膜を涙で潤すことで、傷や障害がら守るために必要で、回数が減ると、ドライアイになる可能性が高くなります。ドライアイになると、涙の分泌量が慢性的に減るので、感染症にもかかりやすくなりますし、視力の低下も引き起こします。
眼精疲労の予防
○姿勢は頭が前のめりにならないように40センチ以上距離を離す 骨盤を立てて背筋を伸ばし、椅子の高さも調整する
○作業時間は1時間で15分休憩する 積極的に体も動かす(ストレッチなど)
○パソコンをするときは、弱い度数のメガネを使ったりして、目に負担をかけないようにする
「老眼は脳のトレーニングで回復する」より参照